人気のプログラミング言語 Pythonとは

プログラミング言語の歴史

プログラミング言語と一言でいっても、様々な種類があり、80年を超える歴史があります。
プログラミング言語の役割としては、コンピュータに指示を与えるためのもので
起源は1940年代ごろと言われており、初めの頃はコンピュータに合わせて人間が記述する機械語と呼ばれる、低水準言語が主流でした。つまり、人間から見て読みにくい。すなわち低水準という意味です。
1950年代に入り、現在でも銀行の基幹システム等で使用されているCOBOLが登場します。このあたりから、人間が理解しやすい言葉で書く言語が普及します。すなわち高水準言語です。
今回扱うPythonも高水準言語に属します。
登場は1991年で比較的新しい言語になります。
文法がシンプルで済むこと、最近話題のAI分野において、豊富なライブラリ(ひな形のようなもの)を持っていること、また、先述の文法がシンプルなことに加えて、実行環境の構築が容易であることから人気となっています。

Pythonの特徴

・文法のシンプルさについて
例えば、比較的記述量が多いとされるJava言語と比較してみます。
プログラミング学習の初歩としてよく出てくる、 Hello World!! と表示するプログラムで見てみます。

Pythonの場合

このように、記述量が全く異なります。実際に業務等で扱う場合は、この他にも様々な要素が関係してきますが、基本的な文法についてはPythonはシンプルに書くことができます。
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